今までアルバイトでも正社員でも、雇用をしたことはありました。
でも、なんかうまくいかない状況。
例えば、
- 1年とかで辞める
- 雇用した人が不満だらけ
- 経営に口出ししてくる 等
求人が難しいと感じていたのですが、解決できそうになってきました。
備忘録も兼ねた記事です。
今までの求人は失敗ばかり
今までは雇用について学んだりせずに、人手が欲しいから雇用する、という感じでした。
人事担当は「いい人おらんよなぁ〜」とぼやいていて、なす術無しという感じでした。
求人をコントロールできないことの対して違和感を持ちながらも、どうしていいかわからない状態でした。
雇用したい=誰でもいいから助けてほしい?(考え改めた経緯
違和感の正体は、雇用に対する考え方にあると考えました。
人手が不足してから雇用について動き出していたので、「誰でもいいから助けてくれ」という状況になっていました。
私たちは弱小個人事業主で大企業みたいな立派な待遇はできないから、「誰でもいいから助けてほしい」とした手に出ていた気がします。
でも北原孝彦さんという経営者に出会って、雇用に対する考えが変わりました。
雇用とは、マッチングである
雇用環境の供給と、「ここで働きたいです!」という需要のマッチングです。
今までの私たちは「この仕事を手伝ってほしい」という一方的な想いだけを持って雇用していました。
そこに抜けていたもの・・
それは、雇用される人が求めているもの。
雇用される人が何を求めているかを考えてみることにしました。
新しく試す雇用の形
私たちが提供できる雇用環境を明確な言葉にします。
それを「良い」と思ってくれる人は誰なのかを考えます。
その人が求めているものを考えます。
求人について考えてみる
- 遅めの出勤
- 早めの退勤
- その割に高時給
- ノルマなし
この雇用環境を「ほしい」と思ってくれる人は誰なのか?
私は、「お母さん」だと考えました。
子どもがいると、早朝から出勤する生活ってすごくストレスです。
他の大人が全面的に協力してくれるなら、金融機関みたいなハードワークでも大丈夫でしょうが、核家族も多いですよね。
子どもの登校する時間を早めるわけにもいきませんし。
小学校低学年の子どもは帰宅時間も早いです。
学童保育を利用できればいいですが、私の住んでいる地域では小学1年生でも学童保育に待機が発生していました。
隣の小学校で夏休みだけ学童の受付がありましたが、保護者が車で送迎しないといけないなどの決まりがあります。
そこまでして長時間働きたくない・・そう思っているお母さんは、私たちの提供できる雇用環境を探しているのではないでしょうか。
私たちが求める人物像を具体的に書き出してみた
私たちは提供できる雇用環境に満足して働いてくれる人を探す、
アルバイトをしたい人は満足できる雇用環境を探す、このマッチングです。
提供できる雇用環境を明確にした上で、どんな人を探しているかを具体的に書き出してみます。
- 短時間だけ働きたい(仕事自体が短時間)
- 明るい(対人の仕事であるため)
- 勉強に苦手意識がない(仕事内容)
面接する時には相手の要望を聞いてみる
面接の時に、相手の要望を聞いてみて、こちらの提供できる雇用環境とマッチしていれば「お願いなので働いてください」と言わなくても良いわけです。
そう考えると、面接時に確認することが決まってきます。
- 短時間で働きたいか?(子どもとの時間を多く取れる、夕方にバタバタしなくて済む)
- 明るさが評価される
- 苦手ではないこと(勉強)が仕事になる
さらに高時給となれば、こちらの要望も聞いてくれそうです。
- 不満を持たないでほしい(不満があれば辞める)
- 会社の体質を理解してほしい(利益を出さなければ成立しない等)
短時間勤務で、特殊な技能も必要とされない場合は最低賃金に毛が生えたぐらいの時給なのではないでしょうか。
そこで、相場の1.5倍の時給を出せればやはり「ここで働きたいです」となるはずです。
面接内容
具体的に面接で話す内容はこんな感じになります。
- 仕事のスケジュール
- 仕事内容
- 私たちが求めていることを話す
- 応募者の求めていることを聞く
こんな感じでマッチングできればいいなと思います。