夫婦って、分かり合えない部分もありますよね・・
突然ナニ?!と思われましたか。
実は先日、旦那のことが許せない気持ちになりました。
旦那は、飲みに行くのが好きで、行くと必ず朝帰りをします。
始発で帰宅するならまだしも、夜中3時とかにタクシーに乗り、1万円ぐらい使って家に帰ってきます。
結婚10年、何度も話し合ってきました。
- 電車のある時間に帰宅したら?→楽しくて帰れない
- 終電に乗れないなら、カプセルホテルに泊まれば?→カプセルでは寝れない
- カプセルが嫌なら普通のホテルに泊まれば?→もったいない
- 夜中に酩酊状態で帰宅して起こしに来るのやめて→やめます(やめない)
- 夜中に帰宅するのやめて→何が悪いねん
結婚して10年ぐらいたちますが、こんな話し合いをするのも飽きました。
そして今月上旬。
夜中3時に帰宅。
酩酊状態で、カギをガチャガチャ。
びっくりして目が覚めます夜中3時に。
翌朝、こんなことを言ってきました。
もう、朝まで飲むことはないと思う。
冷静な顔をして言ってきました。
・・ほんま?
半信半疑ながら、旦那本人が「もう朝帰りしない」と言ったので、信じることに。
そして先日。
今月頭の宣言から約3週間後ですよ。
安定の午前4時帰り。
- 電車のある時に帰宅したら?→楽しくて帰れない
- 終電に乗れないなら、カプセルホテルに泊まれば?→カプセルでは寝れない
- カプセルが嫌なら普通のホテルに泊まれば?→もったいない
- 夜中に酩酊状態で帰宅して起こしに来るのやめて→やめます(やめない)
- 夜中に帰宅するのやめて→何が悪いねん
こんな話し合いをするのも、飽きるほどして、もう何を言う気も失せました。
私はただ、飲みに行くたびに朝帰りをするのをやめてほしいねん。
朝に帰るだけやん。何が悪いの?
分かり合えません。
言葉にできない苛立ちを、どうやって抑えればいいのかわからずに
泣きながら、心の友にメールしていました。
※心の友とは、アフィリエイトスクールで意気投合したママ友のことです。
心の友からの返事はこうでした。
アドラー心理学や。
課題の分離、しよか。
アドラー心理学?嫌われる勇気?
アドラー心理学「課題の分離」とは?
心の友から、夫婦関係の言葉にできない苛立ちを解決するにはアドラー心理学「課題の分離」をしてみようと言われました。
アドラー心理学といえば「嫌われる勇気」。
「嫌われる勇気」を読んだことのある人は多いのではないでしょうか。
私も嫌われる勇気は読んだことがあります。
「課題の分離」についても本の中で読んで理解した経験はありました。
でも「課題の分離、してみよか」と言われてもピンと来ず・・
夫婦関係に役立つアドラー心理学「課題の分離」とは
アドラー心理学の「課題の分離」はな・・
心の友は、「課題の分離」についてわかりやすく解説された誰かのブログ記事を送ってきてくれました。
嫌われる勇気を熟読して、「課題の分離」については首がもげるほどに納得していたはずなのに、いざ自分のことになると「課題の分離」が何のことなのかさっぱりわからなくなっていました。
自分の記憶力のなさに驚き、落胆しました。
つまり、人は変えられへんということや。
自分が変わるしかない。
じゃあ、自分はどうするか?や。
飲みに行くたびに朝帰りをする旦那を変えることはできない、これは結婚10年で実証済み。
でも、そんな旦那を変えたいと思うこと自体、課題の分離ができていないのだと。
旦那さんが朝帰りをやめるかどうかは、旦那さんの課題や。
まりちゃんにはどうすることもでけへん。
旦那は変えられない。
自分を変えるしかないのだと。
さっそく課題の分離をしてみよう
アドラー心理学の「課題の分離」をするためには、自分の課題を知ることが大切です。
旦那が朝帰りをやめないことについて、私が気分を害する理由を考えてみました。
そして、誰の課題なのかを考えてみました。
- お金の無駄→旦那のお金なので私の課題ではない
- 旦那ばっかりお金使ってムカつく!→私も過度にケチらなくてOK
- 旦那ばっかり自由でムカつく→自由が欲しいなら自分で自由を作り出そう
- 朝帰りが多いので健康が心配→生命保険を増やそう
朝帰りをするかしないかは、旦那の課題なので私が介入できる問題ではないんですね。
私サイドで変えられることを考えてみると、以下の3つの課題が見えてきました。
- 過度にケチケチしない
- 自由を作り出す
- 早くに死なれるのが怖いのでせめて保険を増やしておく
保険を増やすのは保険の担当者さんに電話することで、5秒で解決しました。
残るは「過度にケチケチしないこと」「自由を作り出す」こと。
自由・・自由ってなんだ?
朝帰りしたいわけでも、泥酔したいわけでもない、私にとっての自由ってなんなのかを解明する必要が出てきました。
課題の分離したら具体化してみよう
旦那ばっかり自由にしているのがムカつく、という課題がクセモノです。
私が朝帰りしようとすれば、旦那に子どものお世話を任せることになります。
以前、友達と飲みに出かけて21時ごろ帰宅したのですが・・
旦那はすでに泥酔しており子どもは風呂も入らず歯磨きもせずリビングで寝落ちしており、おまけに泥酔した旦那のカップラーメンが絨毯にぶちまけられていました。
それ以来、旦那に子どもたちを任せて外出することは無くなりました。
もし私が夜に出かけるとなれば、車で往復2時間半の実家に子どもたちを預けることになります。
そこまでして飲みに行きたいと思わない・・
そう、私は飲みに行きたいわけではないのです。
旦那が自由に飲みに行くことにムカついていますが、自分は同じことをしたいわけではない・・
私はどうすればいいのだろう・・
まりちゃんは、どんな毎日を送りたい?
どんな人生を送りたい?
そのために旦那さんとはどんな関係でいたい?
その時ちょうど、Twitterでこんな記事を見かけました。
コノビーさんに3回目の漫画が掲載されました!
児童館で会うパワフルママ友のエピソードです!
是非読んで応援してください❤️子供2人インフルエンザのわたしに愛の手を😢#コノビー #育児漫画 https://t.co/BQd2Zg2x5J
— みっぽんぽん🌽イラストと漫画で伸びる! (@MitsuPongPong) December 27, 2019
このお話では、めちゃくちゃパワフルなお母さんが紹介されています。
ここでハッとしたのは、お母さんがいつも子どもたちと楽しそうに過ごしているという1コマ。
そうや・・私は笑って毎日を過ごしたい。
最高に可愛い子どもたちと笑って毎日を過ごしたい、という自分の気持ちに気づきました。
子どもたちと心から笑って毎日を過ごすためには
- お金の心配をしたくない
だから仕事を頑張りたい、という気持ちがあったことを思い出しました。
子どもたちと心から笑って毎日を過ごすためには
- 嫌なことはしない
だから好きなことで稼げるようになりたかった、ということも思い出しました。
そうや、その調子やで!
私は笑って毎日を過ごしたい!
そのためには、今の仕事でもっと稼ぎたい!
アドラー心理学「課題の分離」を実践してみた
自分にとっての自由を手に入れるためには、仕事をやるという結論が見えました。
私の仕事には旦那も関わっていることが多く、旦那のことが許せない今、仕事を頑張れる気もしませんでした。
でも課題の分離をしてみると、私が幸せになるためには仕事を進めるしかなかったのです。
そこにもう、旦那は関係ありませんでした。
私が笑って毎日を過ごすために、仕事を進める、ただそれだけでした。
すぐに、やるべき仕事をノートに書き出しました。
やるべきことはいくつもあるけど、優先順位をつけると「サイトのリニューアル」が最優先事項だとわかりました。
サイトリニューアルは、面倒な気持ちが勝ってしまって、1年ぐらい放置していた仕事でした。
よし、リニューアルしよう。
それと、ケチケチしないで過ごしてみよう。
そして朝7時から、仕事を開始しました。
月1回ぐらいはちょっと特別な場所で仕事したっていいじゃない。
ケチケチしなくていいじゃない。
家計には迷惑かけてないし。
ラウンジで仕事してみました。
コーヒーは苦手なので紅茶で。
朝7時〜9時だけですがクッキー食べ放題。
仕事はかどるうううううう!
3日ぐらいかかるかな?と思っていた仕事ですが、めちゃくちゃ捗って、約1日で終了しました。
サイトのリニューアルが終わる頃には、旦那への許せない気持ちも消えていました。
アドラー心理学「課題の分離」で幸せに近づく
課題の分離ができると、夫婦関係もうまくいく(かもしれません)
旦那のことが許せない時、旦那の行動をコントロールしたり変えることはできません。
変えられるのは、自分だけ。
旦那が許せないという自分の気持ちをいきなりガラッと変えることは無理ですよね。
だから、課題の分離をしていくのです。
- 旦那を許せないのはなぜ?
- どうなったら納得する?
- 自分主体で変えられることは?
結婚して10年たちましたが、朝帰りをしてもしなくても、どっちでも良くなりました。
課題の分離をすることで、旦那を許せない気持ちが消えました。
旦那からの着信は「嘘つき口だけ自覚なし人間」と表示されますがね
課題の分離をすることで、もう少し、夫婦として長く付き合えそうです。
旦那さんにムカつく!というどうしようもない気持ちを抱えている時は、課題の分離をしてみてください。
ぜひ課題の分離、お願いします。
うちはこんな課題を見つけて克服したよ!というお話があれば、コメントもらえると嬉しいです。
共に前進していきましょう!!
とっても役に立つお話でした。我が家は夫の仕事が傾いた8年前から、経済的に厳しくなったことで夫が仕事一辺倒になり、家庭をまったく試みなくなりました。一緒にご飯を食べたり、週末や夏休みに家族で出かけることも皆無、子供(3人います)の行事にも参加せず、夜も一緒に寝ない(彼はオフィスで寝る)。彼曰く、生活を維持するために仕方のないことと言うがゴルフへは行く。私から見れば、生活レベルを下げれば済むことなのに、男のプライドで持ち家を手放せないのではないかと思ってしまいます。まりさん同様、もっと家族と一緒に時間を過ごして欲しいと言い続けて8年、疲れました。私自身は家で仕事をしています。まりさんの記事を読んで、私も課題の分離に取り組んで笑顔を取り戻したいと思います。
まちこさん
コメントに気付くのが遅くなってしまい、本当にすみません(汗
仕事が大変なのもわかるけども・・けども・・!!って感じですよね。
課題の分離をして、まちこさんとお子様たちが楽しく生活できるように願ってます。
私もいまだに、夫のことでイライラしてしまうこともありますが、、どうにか楽しく過ごせるように知恵を絞って生きています。笑