妻が自営業を手伝わない!妻に仕事を手伝ってほしい時の対処法
まりまり

1人で自営業をしている20代男性から、妻に自営業を手伝ってほしいけどどうしたらいいか相談を受けました。
1人で自営業をしていると、売上を伸ばすための仕事の他にも経理や雑務がたくさんあって奥さんに手伝ってほしくなる状況はとてもわかります‥でも妻の立場からすると、なぜ無料で手伝わないといけないの?とか思うんですよね‥

妻に仕事を手伝ってほしい時の対処法を考えてみました。

1人で自営業をするのはこんなに大変

1人で自営業を始めると、全てのことを1人でしなくてはいけないのでかなり大変です。
自営業者として生き残るためには売上を伸ばしていかないといけませんが、それに伴って事務作業の量も増えます。
お客様への対応が増えれば書類作成の量も増えていきます‥

まりまり

自営業を始める人は、事務作業の苦手な人が多い気がします。
私の周りの人ですが、飲食店をされている方、スポーツ教室をされている方、鍼灸院をされている方など。自分で売上を伸ばすことは得意でも、バックオフィス業務が苦手な印象があります。

会社に所属していれば、売上を伸ばすのが得意な人は営業の仕事だけしていればいいのですが、自営業をうまくやっていくためには売上の伸ばすことに加えてバックオフィスの業務も必要になってきます。

妻に手伝ってほしい自営業の仕事内容

私の周りにいる自営業の男性は、売上を作ることは得意でも、バックオフィスの業務が苦手な人が多いです。
奥さんに手伝ってほしいと思う仕事内容は、自分の苦手なことです。例えば‥

  • 書類の整理
  • 経費の管理
  • 入金の催促
  • 諸々の面倒な手続き
  • 体調不良の時の自分の代わり

1人で自営業をやっていると、全て自分でやらないといけませんが、苦手なことは時間もかかるし手伝ってほしいですよね‥
でも奥さんは奥さんで、自分の仕事があるでしょうし、手伝ってもらうのに苦労してる方も多いです。

なぜ手伝わないといけないの?妻の言い分

自営業を手伝いたくない妻の言い分は、大きく2つあります。

  • 無償で手伝わせるから
  • 会社員なら、手伝うという場面さえなかったから

うちの夫が自営業を手伝ってほしいと言ってきた時、私はなぜ手伝わなければいけないのか不満に思っていました。
好きで自営業を始めたのに、なぜ手伝わないといけないのか。

妻として思うことは、家族として家にお金を入れるための稼ぐ手段は自営業でなくても良いわけです。
会社員なら、「仕事を手伝う」というシチュエーションにならないですよね。
好きで会社員を辞めておいて、自営業でちょっと困ったら仕事を手伝う、というのが不満でした。
しかも無償で。
うちの場合はアルバイトの子が急に休んで、その代わりを私に手伝ってほしいということが多かったですが、私にはバイト代を払わないんですよ。マジでなぜ手伝う義理があるのか、理解できませんでした。

まりまり

今思えば、なぜなぜって心狭いなーと思います。パートナーが自営業で頑張りたいと思ってるんなら、できる限りで手伝ってあげたらいいやんと。

自営業を安定したものに、そしてもっと事業を成長させるためには奥さんが快く手伝ってくれるのがベストですよね。

妻に自営業を手伝ってほしい時の対処法

妻に自営業を手伝ってほしい時の対処法はズバリ、きちんと人件費を払うことです。
わかっていても、売上が安定しない時期に人件費を払うのは厳しいこともありますよね。
家族だから、お金のなさをわかってほしいという気持ちも理解できます。

お金以外での対処法は、誠意を見せることです。
誠意って、お金やんwと思われたかもしれませんが、揶揄とかではなく本物の誠意です。

例えば奥さんに自営業を手伝ってほしくても、奥さんの人件費を払えないとします。
奥さんが大切な時間とエネルギーをあなたの自営業手伝いに使う時、あなたは何を奥さんに差し出せますか?
「今日はありがとう、助かったわ」の言葉プラス、何かしらのお礼とも受け取れる行動が誠意です。
例えば、言われる前に掃除機をかけるとか!言われる前に、がポイントです。掃除機をかけて、掃除機内のゴミも捨て、もちろん掃除機は元の場所へ。
言われる前に洗濯物を取り入れるとかでも。もちろん、ハンガーなども片付けて。

うちの場合、夫の自営業を無償で手伝わされて、帰宅後も「はぁー、疲れた」とか言いながら自分だけが仕事を頑張ったアピールがすごかったのもあって、手伝いがますます嫌になりました。

もし今なら、自営業の夫が私に手伝ってもらったら、「ありがとう、助かったわ」の言葉プラス、「なんか手伝える事ない?」とか聞いてくるだろうなと思います。

1人で自営業を頑張るのは、大変なことも多いと思います。
家族なのに奥さんが手伝ってくれなくて、不満に思うこともあるかもしれません。
自営業をがんばる側にも、手伝う側にも、お互いに見えない苦労があります。

まりまり

自営業を手伝いたくない妻君へ、同胞として一言。
せっかくご縁あって夫婦になったのだし、せっかくなら夫の希望を叶えてあげたらいいんじゃないかと思います。
もちろん、できる範囲で。そして、誠意を見せてもらいながら。
お金は後からついてきます。先行投資です。もし(投資先として)ダメだったら、他人に戻ればいいだけです。元々は他人なのだから。