稼ぎのいい旦那に養ってもらってる奥さんと思われるのが心底嫌だ

予定変更しやすいタイプ仕事をしていると、周囲から「稼ぎのいい旦那に養ってもらってる奥さん」に見られることがあり、私としてはすごく嫌です。
夫婦にはいろんな形があるし、特に古いタイプの人からは「稼ぎのいい旦那に養ってもらってる奥さん」に見られがちです。この嫌な気持ちを分解して考えてみたので、大きな独り言ですが日記として残してみます。

まりまり

私の仕事は、社長秘書兼広報です。時間の融通はけっこうききます。

私の仕事内容やプロフィールはこちらです。

(前置き↓がめっちゃ長いです。)

無事にリフォームが終わって引き渡しも完了したと思ったんですが、リフォーム業者から電話があり「床暖房の××やってなかったみたいで(←聞き取れず)、開錠もあるんで1時間ほど立ち会ってほしいんですけど」

当然、平日の日中ですよね‥?
なぜ夫ではなく私に電話をよこした?
私も働いてるのに、なぜ夫ではなく私に電話を?
リフォームの話はいつも私、とかならわかるんですが、金額とか書類の電話は夫、不要な荷物をどうするかとかガスの開栓とかは私。
現実に忙しい夫だったら一歩譲ってわかるとしても、曜日によっては暇すぎて「まりちゃん、今スタバ?俺もコーヒー行こうかな」とか電話してくる夫ですよ。
多忙な曜日もありますが、平日毎日が多忙なわけではなく、ずっとスマホゲームしてたりする夫ですよ。
それが、不要な荷物をどうするかとか、工事やり忘れてたからちょっと来てほしいとか、私が暇人に思われてるような気がしてモヤりました。
夫が経済的に家族を支えていて、私は(夫の金魚のフンなので)いつでも時間取れると言われてるような気がして、なんか‥

結局、平日の貴重な2時間をやり忘れた工事の立ち会いのために使うことになったんですが、どうしても腹が立って。ゆっくりブログ書こうと思ってたのにー!
いやいや、ゆっくりする時間あるんかいと思われたかもですが、ゆっくりしたかったというよりも、リフォームの話は夫婦両方の用事なのに私にだけ時間の負担を強いてくるという点に腹が立ってるわけです。

もう引き渡されてるから引越しの日取りも決まってるんですよ。やり忘れたのは床下の工事なので、引越しの荷物が入る前に工事しないといけなくて。たまたま夫は遠方の仕事に行ってるので、私しか立ち会えない。
全部仕方ないけど、私の時間だけ無駄にしやがって‼️という気持ちが消えなくて。
タイミングよく遠方の仕事に行きやがって‼️と、夫に怒りの矛先が向いてきて、とりあえず酒飲んで黙って寝たんですが、一夜開けてみたら、夫は悪くないぞ‥?と思えてきて。

リフォーム引き渡し後にやり忘れてた工事があって立ち会わないといけない、タイミング的に私が行くしかないっていう、誰も悪くない【工事やり忘れてたヤツ除く】状況。
私を暇人みたいに思って電話してきたリフォーム業者。

この2つを分けて考えるべきだなと。

失敗は誰にでもあるし、工事をやり忘れてしまったのは許してあげましょう。
今回の悪は、私を暇人みたいに思って電話してきたリフォーム業者ではないかという仮説が浮かび上がってきました。

  1. 私じゃなくても良い用事(開錠)をわざわざ私に電話してきて都合をつけさせた
  2. 商談はいつも夫に電話してきていたので、誰でも対応できる用事は私に連絡されていると感じた
  3. 夫はいつも暇なのにこんな時に限って居ないタイミングの悪さ
  4. 引越し前のバタバタに立ち会いも追加されて私の仕事時間が減った
  5. 私にも大事な仕事があるのに、その時間を「誰でもできる用事」で減らした

ここまで考えてみて思ったことは、
リフォーム業者は、「夫が仕事で忙しいから夫でなくてもいい用事は奥さんに電話しよう」って感じで私に電話してきてたと思うんですが、仕事の重要度としては私も重要なのに、融通がついてしまうがために融通をつけてしまったということです。(夫の仕事は面談することなので融通つかなくて、私の仕事は今日じゃなくてもいいし明日じゃなくてもいいため)

リフォーム業者に「そう思われていること」に腹を立ててるのか、実際に仕事の時間が減ったことに腹を立てているのか、ここも分けて考える必要があります。

私は、ゆっくりしよう、と思っていたわけなので、実際に仕事の時間が減ったことに腹を立てているというよりは、リフォーム業者に「そう思われている」ことに腹を立てているようです。そもそも私の仕事のほとんどは、今日やらなくてもいいし、別に明日やらなくてもいいものなので‥

ここまで考えてみたら、私の仕事、めっちゃ良くない?と思えてきました。
私の仕事のほとんどは、今日やらなくてもいいし別に明日もやらなくてもいい‥だと?
語弊があるので書かせてもらうと、ウェブ集客の仕事って今日やって明日に成果が出るものではなくて、半年後とかに成果が出てくるものなんですね。なので1日単位で動いてるわけではなく、半年後のためにやってるって感じです。
例えば上司に「これやっといて」と言われた仕事をやる感じでもなく、成果を出すためにできることを自分で探して実行していきます。仕事を探すっていうのは、タスクじゃないのでバタバタしてるとできません。
成果を出すためにやるべきことが決まってる期間は毎日それをやっていくだけですが、遅かれ早かれネタは尽きます。本を読んだり、セミナーに参加して、またやるべきことが見えてきます。自分のやるべき仕事を探すために、余白の時間が必要なんです。

その余白の時間って、他人から見たら暇人で、夫は忙しそうに働いてるもんだから「養ってもらってる奥さん」みたいに映ってるんだろうなとか思います。

腹立つのは、そこです。

追伸:この話をブログに書こうと思って、同じような悩みってどんなキーワードかな?と調べてみたんです。
なんて調べたらいいかわからなかったので、最初は「名もなき家事」って調べてたんですが、なんか違う‥私が言いたいのは名もなき家事を誰がやるかではない‥「誰でもできる用事で1日が終わる」この虚しさを、誰か抱えてないかを知りたいんです。「誰でもできる用事で1日が終わる」って調べてみたら、ぼんやり過ごして1日を無駄にしてしまった人に向けての記事が上位に来ていて、それも違うんですよね。自分がぼんやりして1日を無駄にしてしまったんじゃなくて、自分の時間を他者によって「無駄にされる」という悩みなんですよね。私の悩みは、検索してもヒットしませんでした。でも代わりにこんな記事を見つけました。

「何もしない日」を毎月作ると人はどう変わるか by東洋経済ONLINE

何もしない日を作ると、心の余裕が生まれるし、いろんなアイデアが浮かんできたりもするってことが書かれてたんですが、私が思ってたんこれやんってなりました。
予定を入れない日にインプットしたり、セミナー探して情報収集したり、そういうのが私の仕事につながってるというのが腑に落ちました。

これからは予定を入れない日は、堂々と予定を入れなくていいんです。
仕事って言わないと、「稼ぎのいい旦那に養ってもらってる奥さん」って思われそうで、無理に「仕事」って言ってたかもしれないし、自分でも「仕事って思わないといけない」と思ってたかもしれません。

予定を入れない日を作ることも、仕事の一環。

雇われの身に嫌気がさしてる人からは「そんな都合のいい仕事あるか、休んでるだけやろ」と思われそうで(ネガティブ発動)すが、余白を作ることも仕事の一環とまずは私自身が思うことが大切だなと、それが今回のリフォームやり忘れ工事事件のまとめです。